悩 み 別 ─ 結 婚 時 期

四柱推命の結婚時期──結婚の時期を年と月で読む方法

「いい人が現れますよ」ほど役に立たない言葉はない。知りたいのは結婚時期が何年の何月で、その年に自分が何をすればいいのか。命式には、それが書かれている。

最終更新: 2026年9月29日 | 監修: 命式鑑定士 TAO

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生年月日を入れるだけ。結婚の時期を読むには、まず自分の命式が要ります。

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なぜ四柱推命で結婚の時期が出せるのか

四柱推命は、生まれた瞬間の年・月・日・時を、それぞれ干支という記号に置き換えて四本の柱にします。この四本が、その人の設計図です。

そして人生は、その設計図の上を「運」が通り過ぎていきます。10年ごとに切り替わる大きな流れが大運、1年ごとに巡ってくるのが年運、1ヶ月ごとが月運。設計図は生涯変わりませんが、その上を通る運は毎年入れ替わる。

結婚とは、要するに設計図の中の「配偶者を表す場所」に、外から強い力が当たる出来事です。その力が当たる年は、あらかじめ計算できます。だから時期が出る。占いというより、暦の計算に近い作業です。

ここが誤解されがちなところ。

四柱推命は「あなたは2028年に結婚します」と決めつける道具ではありません。出せるのは「2028年は、あなたの配偶者の座が最も強く反応する年」という事実だけ。そこで動くか動かないかは本人が決めます。ただ、動く年に動いた人と、動かない年に必死で動いた人とでは、同じ努力の実り方がまるで違う。時期を知る値打ちはそこにあります。

結婚が動く年に必ず出ている3つのしるし

四柱推命で結婚の時期を読むとき、実際に見ているのは次の3つです。どれか一つではなく、重なった年ほど強く出ます。

1. 配偶者を表す星が巡ってくる年

男性の場合は正財・偏財、女性の場合は正官・偏官。これが配偶者を表す星です。この星が年運として巡ってくる年、結婚の話が具体的になります。

ここで大事なのは、「正」のほうが穏やかに、「偏」のほうが激しく動くということ。正官の年は、紹介や見合い、周囲が整えた縁で話が進みます。偏官の年は、突然現れた相手に押し切られる形が多い。同じ「結婚した」でも、道のりが違います。

2. 日支が動かされる年

日柱の下側、日支と呼ばれる場所が、あなたの配偶者の座です。ここに巡ってきた年の干支がぶつかったり、結びついたりすると、隣の席の人が入れ替わります。

3. 大運が変わる前後2年

10年周期の切り替わりは、人生の景色が入れ替わる時期です。住む場所、仕事、付き合う人がまとめて変わる。結婚はその副産物として起きることが非常に多い。

そして、ここが最も間違えやすい場所でもあります。次の章で書きます。

日支は「配偶者の座」──あなたの隣に誰が座るか

命式を紙に書くと、日柱の下に一文字あります。子・丑・寅・卯……のうちの一つ。これが日支です。

四柱推命では、この一文字を「あなたの隣の席」と読みます。そこに座る人がどんな人か、そしてあなたがその人とどう暮らすかが、この一文字に凝縮されています。

日支隣に座る人の傾向
子頭の回転が速く、話していて飽きない。ただし本音を見せるまでが長い
丑粘り強く、生活を支えてくれる。腰が重く、決断は遅い
寅行動力があり、家庭を引っ張る。じっとしていられない
卯穏やかで人当たりがよい。争いを避けるあまり本音を溜める
辰器が大きく面倒見がよい。感情の波が読みにくい
巳賢くて美意識が高い。独占したがる一面
午明るく人を集める。熱しやすく冷めやすい
未やさしく面倒見がよい。頼まれると断れず抱え込む
申器用でよく気がつく。飽きっぽさが出ることがある
酉几帳面で身ぎれい。細かい点を指摘しがち
戌誠実で約束を守る。頑固で譲らない場面がある
亥情が深く尽くす。一度決めた相手には一途

自分の日支を見て「思い当たる人がいる」と感じたなら、それはもう縁が動き始めています。四柱推命が面白いのは、当たっているかどうかより、読んだ本人が自分の状況を言葉にできるようになるところです。

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生年月日を入れれば、日支も、配偶者の星も、その場で出ます。

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大運の切り替わりが、人生の相手を連れてくる

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。

大運は10年ごとに切り替わります。その切り替わる年齢は人によって違い、生まれた日から、その前後の「節入り」までの日数を3で割って算出します。節入りとは、立春・啓蟄・清明といった暦の切れ目のことです。

ここに落とし穴があります。多くの人が「立春は2月4日」と覚えていますが、立春は2月4日に固定されていません。

立春とは、太陽が天球上の決まった一点(視黄経315度)を通過する瞬間のことです。地球が太陽を一周するのに365日ちょうどではなく、約365.2422日かかる。この端数のせいで、通過の瞬間は毎年およそ5時間49分ずつ後ろへずれ、うるう年で一日ぶん戻るという動きを繰り返します。

実際に太陽の位置から逆算すると、こうなります。

年立春の瞬間(日本時間)
2020年2月4日 夕方
2021年2月3日 深夜
2022年2月4日 早朝
2023年2月4日 昼前
2024年2月4日 夕方
2025年2月3日 深夜
2026年2月4日 早朝

2021年と2025年は、立春が2月3日でした。つまりこの年の2月3日生まれの人は、節分の日に生まれたのに暦の上ではもう新しい年に入っている。年柱が一つ進みます。年柱が違えば、そこから導かれる通変星も、大運の並びも、全部変わる。同じ生年月日で、まるで別人の鑑定になります。

市販の早見表や多くの無料サイトは、この節入りを日付単位で丸めています。丸めると、節入りの前後に生まれた人は日数の計算が1日〜2日ずれる。それを3で割ると、大運の開始年齢が1年ずれる。10年周期が1年ずれるということは、その後の人生の運の区切りが、全部1年ずつずれ続けるということです。

「結婚は再来年です」と言われた根拠が、1年ずれていたとしたら。

その2年は返ってきません。婚活を続けるか引くかの判断も、相手を待つかどうかの判断も、全部その1年の上に乗っています。土台がずれていたら、その上に何を積んでも意味がない。

だから当サイトの鑑定書では、節入りをあなたの生まれた時刻から計算し直し、大運の開始を毎回出し直しています。ここを省くと、結婚の時期が1年ずれたまま伝わります。

大運の切り替わり前後に起きること

十干別・結婚が動きやすい形

生まれた日の十干によって、結婚の進み方には癖があります。自分がどれか、無料鑑定で日干を確認してから読んでください。

日干結婚の進み方
甲(大樹)まっすぐ進む。決めたら早い。ただし相手に合わせるのが苦手で、譲れない一点で止まりやすい
乙(花)相手に合わせて形を変えられる。縁は多いが、決め手に欠けて長引きやすい
丙(太陽)出会いが多く、勢いで決まる。周囲が驚くほど早い展開になることがある
丁(ロウソク)一人の相手を深く思う。時間はかかるが、決まったら長く続く
戊(山)好きになるまでが長い。動き出すまで年単位。動いたら誰にも止められない
己(畑)相手を育てる縁。年下や、これから伸びる人と結ばれやすい
庚(刀)妥協しない。条件がはっきりしている。合う相手が現れた瞬間に決まる
辛(宝石)見る目が厳しい。選び抜くぶん、決まった相手との縁は強い
壬(大海)縁が広い。自由を残してくれる相手だと長く続く
癸(雨)情が深く、相手に染まりやすい。尽くしすぎに注意すると縁が安定する

それぞれの十干の性格と相性は、下の一覧から詳しく読めます。

2026年・2027年・2028年に配偶者の星が巡る日干

ここは自分で確かめられる部分なので、表にしておきます。年の干支は2026年が丙午、2027年が丁未、2028年が戊申。この年の十干が、あなたの日干にとって何の星になるかを並べたものです。

日干2026年2027年2028年
甲食神傷官偏財(男性の配偶者星)
乙傷官食神正財(男性の配偶者星)
丙比肩劫財食神
丁劫財比肩傷官
戊偏印正印比肩
己正印偏印劫財
庚偏官(女性の配偶者星)正官(女性の配偶者星)偏印
辛正官(女性の配偶者星)偏官(女性の配偶者星)正印
壬偏財(男性)正財(男性)偏官(女性)
癸正財(男性)偏財(男性)正官(女性)

読み方を書いておきます。

この表の限界も正直に書いておきます。

ここで見ているのは年の上の一文字だけです。実際の鑑定では、年の下の文字(地支)が日支とどう結びつくか、大運が何を運んでいるか、命式にもともと配偶者の星が何個あるかを全部重ねます。同じ辛の女性でも、大運が味方している人とそうでない人では、2026年の起き方がまるで違う。表で当たりがついたら、そこから先は自分の命式で確かめてください。

動く年が来ても結婚しない人の共通点

ここは耳の痛い話かもしれませんが、いちばん役に立つところです。

配偶者の星が巡り、日支も動いている。命式の上では完全に「動く年」。それなのに何も起きなかった人には、共通点があります。

1. その年、生活の場所を一切変えなかった

運は環境を通して人を運んできます。同じ家、同じ職場、同じ道、同じ店。これを1年間まったく変えなかった場合、動く年でも当たりに行かない。動く年にやることは「頑張る」ではなく「場所を変える」です。引っ越し、部署異動、習い事、行ったことのない街。年に一つで構いません。

2. 過去の相手を引きずったまま迎えた

日支という隣の席は、一つしかありません。そこに前の人の記憶が座り続けている限り、新しい人は座れない。動く年の前年は、片付ける年として使うのが正しい。

3. 「まだ準備ができていない」と言い続けた

収入が、住まいが、体重が、仕事が落ち着いたら。──準備が完璧になる年は来ません。動く年は、準備が半端なまま来ます。むしろ半端なところを埋めてくれる人が現れるのが動く年です。

4. 冲の年を恐れて何もしなかった

冲は壊す動きなので、多くの本が「注意」と書きます。しかし長く停滞していた人にとって、冲は止まっていたものを外してくれる唯一の年です。何年も動かなかった人が冲の年に一気に決まる例は、珍しくありません。恐れて縮こまるのがいちばんもったいない。

「結婚しにくい命式」は本当にあるのか

この質問がいちばん多い。そして答えははっきりしています。結婚できない命式というものはありません。

ただし「結婚が遅くなりやすい形」「一度目より二度目が安定する形」「自分から動かないと縁が来にくい形」は、確かにあります。よく挙げられるのは次のような形です。

どの形も、不利ではなく「進み方が違う」だけです。自分の形を知らないまま一般論の婚活をするから、噛み合わずに疲れる。形がわかれば、やるべきことは驚くほど絞られます。

「空亡の年に結婚するな」は本当か

結婚の時期を調べていると、必ずこの話に当たります。四柱推命では空亡、算命学では天中殺と呼ばれる期間です。日柱の干支から決まる二つの支が、その人にとって力が抜ける場所になる。そこに当たる年は結婚を避けろと、多くの本に書かれています。

実際に何が起きるのか。正直に書きます。

起きること

言われていないこと

ここからが大事です。空亡の期間に結婚した人が、みんな不幸になるわけではありません。むしろこの期間に結ばれて長く続いている夫婦は珍しくない。共通しているのは、次の一点です。

外の条件ではなく、自分の意思で決めていること。

空亡は「外からの力が抜ける期間」です。だから世間体、親の勧め、年齢、周囲の流れ──そういう外側の理由で決めた縁は、力が抜けたときに形を保てない。逆に、外の理由が一つも無いところで「この人だ」と決めた縁は、もともと外の力に頼っていないので、抜けても倒れません。

つまり空亡は結婚を禁じる期間ではなく、動機を試される期間です。避けるべきなのは結婚ではなく、納得していない結婚のほうです。

もう一つ書いておきます。空亡を気にしすぎて2年間何もしなかった人が、そのあいだに配偶者の星が巡っていた──という例が、実はいちばんもったいない。怖い期間を避けるより、動く年を外さないほうが、結果として近道です。

自分で結婚の時期を調べる手順

  1. 命式を出す。無料鑑定に生年月日を入れると、四本の柱・日干・日支・通変星・大運が出ます
  2. 日干から、自分の配偶者の星を確認する。男性は正財・偏財、女性は正官・偏官
  3. 日支を確認する。これが配偶者の座。上の表で隣に座る人の傾向を読む
  4. 大運の切り替わり年齢を確認する。切り替わりの前後2年が最も動く
  5. 年運で配偶者の星が巡る年を探す。そこが本命
  6. その年の中で、月運まで見る。ここまで絞ると、動くべき月が2〜3ヶ月に決まります

1から4までは無料鑑定でその場で出ます。5と6──何年の何月に何をするか──は、命式全体を突き合わせて一つずつ読む作業になるため、鑑定書のほうで書き下ろしています。

鑑定書で受け取れるもの

手順の5と6を人の手で書き切ると、どうしてもこの分量になります。

受付はココナラ、納期は2日です。急ぐ方向けに12時間以内の仕上げも選べます。婚活を続けるか、いったん引くか。その判断を勘でやるのが、いちばん高くつきます。

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よくある質問

四柱推命の結婚時期は、どこを見ればわかりますか?

見るのは三つだけです。配偶者を表す星(正官・偏官・正財・偏財)が巡ってくる年、日支が合または冲で動かされる年、大運が切り替わる前後2年。この三つのうち二つ以上が重なった年が、結婚時期として最も濃く出ます。呼び方は「結婚時期」でも「結婚の時期」でも同じものを指しますが、読む場所は変わりません。

四柱推命の結婚時期は当たるのですか?

当たるのは「その年に縁の動きが起きやすい」という部分です。命式が示すのは扉が開く年であって、そこを通るかどうかは本人が決めます。逆に言えば、動く年に合わせて生活を一つでも変えた人ほど、縁がはっきり形になります。時期を先に知っておけば、その年に何を仕掛けるかを自分で選べます。

生まれた時間がわからなくても結婚の時期は出せますか?

出せます。結婚の時期を読む中心は日柱と大運・年運なので、時柱がなくても支障はありません。時柱は晩年や子どもとの縁に関わる部分なので、そこを詳しく見たい場合だけ必要になります。

相手がすでにいます。この人でいいのか見てもらえますか?

お二人の生年月日があれば、命式を重ねて噛み合う点とすれ違う点を読めます。相性は「良い・悪い」ではなく、どこが噛み合ってどこに手当てが要るかで見るものです。進めどきの年も出せます。

結婚の時期が「来年」と出たら、何をすればいいですか?

今年のうちに片付けを終えてください。前の相手の記憶、続けるか迷っている習慣、置きっぱなしの物。隣の席を空けておくことが、来年いちばん効きます。そのうえで、生活の場所を一つ変えること。

無料鑑定と鑑定書は何が違いますか?

無料鑑定では、命式・日干・日支・通変星・五行・大運という「あなたがどういう人か」が出ます。鑑定書では、そこから先の「いつ、何をするか」を扱います。2026〜2028年の36ヶ月を一月ずつ、動く月と待つ月に分けて書き下ろします。

四柱推命の結果は変わりますか?

命式は生涯変わりません。変わるのは、その上を通る運です。だから「性格が変わる」ことはなくても、「同じ性格でうまくいく年」と「空回りする年」がある。時期を知るというのは、自分を変えることではなく、自分のまま当たりに行く年を選ぶことです。

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