悩 み 別 ─ 離 婚 時 期

四柱推命の離婚時期──離婚の星と、離婚しやすい命式の本当の意味

「この結婚を続けるべきか」は、誰に聞いても答えが返ってきません。自分で決めるしかない。ただし、いま自分の運が何をしている最中なのかは、先に知ることができます。命式には、それが書かれている。

最終更新: 2026年9月30日 | 監修: 命式鑑定士 TAO

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生年月日を入れるだけ。離婚の時期を読むには、まず自分の日支と配偶者の星が要ります。

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なぜ四柱推命で離婚時期が出せるのか

四柱推命は、生まれた瞬間の年・月・日・時を干支という記号に置き換え、四本の柱にします。この四本が、その人の設計図です。設計図は生涯変わりません。

変わるのは、その上を通っていく運のほうです。10年ごとに切り替わる大きな流れが大運、1年ごとに巡ってくるのが年運、1ヶ月ごとが月運。

結婚も離婚も、四柱推命では同じ場所を見ます。日柱の下の一文字──日支です。ここが配偶者の座、つまり「あなたの隣の席」にあたります。

結婚とは、その席に外から人が入ってくること。離婚とは、その席が揺さぶられて人が入れ替わること。どちらも「日支が強く動く年」に起きます。同じ動きが、入る方向に出るか、出る方向に出るかの違いでしかない。だから時期が計算できる。

ここを誤解すると、いちばん苦しくなります。

四柱推命は「あなたは2028年に離婚します」と宣告する道具ではありません。出せるのは「2028年は、あなたの配偶者の座が最も強く揺れる年」という事実だけです。その揺れを、関係を壊す方向に使う人もいれば、何年も言えなかったことを言い合って組み直す人もいる。揺れる年に何も言わずに耐えた人が、いちばん後悔しています。時期を先に知る値打ちは、そこにあります。

離婚の星──命式のどこに出るのか

「離婚の星」という言い方をよく見かけますが、離婚という名前の星は、四柱推命には存在しません。実際に見ているのは、配偶者の星に対して働きかける側の星です。四つあります。

星結婚の中でどう働くか
比肩(ひけん)自分の足で立つ力。強いと「一人でもやっていける」が先に立ち、相手に合わせる理由が薄くなる
劫財(ごうざい)外へ持ち出す力。財や縁が外に流れやすく、金銭や第三者がきっかけになりやすい
傷官(しょうかん)正官(女性の配偶者星)を直接削る星。感じたことを言葉にせずにいられない。黙っていられない正直さが、関係の中では刃になる
偏官(へんかん)押し切る力。決断が速く、限界を超えた瞬間に一気に動く。長く我慢した人ほどこの星の年に動く

ここで大事なのは、この四つはどれも、それ自体は「悪い星」ではないということです。

比肩は自立、劫財は行動力、傷官は表現力と正直さ、偏官は決断力。仕事の場では、どれも人に頼られる資質として出ます。同じ力が、家の中で行き場を失ったときだけ、関係を削る方向に向く。

だから本当の問いは「離婚の星があるか」ではありません。

その星の力を、家の外で使い切れているかどうかです。傷官の強い人が、言葉を使う場所を家庭以外に一つも持っていないと、その鋭さは全部相手に向かいます。逆に、書く・教える・作る・人前で話す──どれか一つでも外に出口があると、家の中では驚くほど穏やかになる。星は変えられませんが、出口は今日から作れます。ここが、命式を知る人と知らない人でいちばん差が出るところです。

離婚時期に必ず出ている3つのしるし

離婚時期を読むとき、実際に見ているのは次の3つです。どれか一つでは動きません。二つ以上が重なった年に、はっきり出ます。

1. 日支が冲を受ける年

冲(ちゅう)とは、正面からぶつかる関係のことです。十二支は円く並んでいて、向かい合う二つが冲になります。

自分の日支に対して、巡ってきた年の支が冲になる年。ここで隣の席が揺さぶられます。住む場所が変わる、相手の仕事が変わる、別居する、話し合いが始まる。形は人によって違いますが、「今までのままではいられなくなる」という一点は共通しています。

2. 配偶者の星が削られる年

女性は正官・偏官、男性は正財・偏財が配偶者の星です。この星が、巡ってきた年によって弱められる年があります。

3. 大運が切り替わる前後2年

10年周期の切り替わりは、人生の景色がまるごと入れ替わる時期です。仕事、住む場所、付き合う人がまとめて変わる。そのとき、前の10年の形に合わせて作った関係だけが取り残されます。

離婚が大運の切り替わりに集中するのは、相手が悪くなったからではありません。本人が別の10年に入ったからです。この違いは大きい。次の章で書きます。

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生年月日を入れれば、日支も、配偶者の星も、大運の切り替わり年齢も、その場で出ます。

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「離婚しやすい命式」と呼ばれる5つの形

この質問がいちばん多く、そしていちばん誤解されています。先に結論を書きます。離婚する命式というものはありません。あるのは「その形のまま何もしないと噛み合いにくい形」です。そして噛み合わせ方は、形ごとに決まっています。

1. 比肩・劫財が多い

自分の力が強く、一人で立てる形。誰かがいないと困るという動機が最初から無いため、相手への依存が薄い。これは弱点ではなく、いちばん健全な結婚ができる形です。ただし相手からは「自分は必要とされていない」と見えます。
→ 手当て:頼る必要が無い人ほど、意識して頼る。できることを一つ預ける。それだけで席が埋まります。

2. 傷官が強い(女性に多く語られる形)

感じたことを飲み込めない形。相手の矛盾に気づく速さが人並み外れています。気づいてしまうから言う。言うから削れる。
→ 手当て:家の外に、言葉を使い切る場所を必ず一つ持つ。書く、教える、人前で話す。傷官は出口さえあれば、家の中では最も面倒見のよい星に変わります。

3. 日支が冲・刑を受けている

生まれつき隣の席が揺れやすい形。環境の変化が結婚生活に直撃しやすい。
→ 手当て:揺れる前提で組む。同じ家に長く留まるより、引っ越しや働き方の変化を二人で計画して迎えるほうが安定します。この形の人は、変化を止めようとしたときだけ壊れます。

4. 配偶者の星が命式に無い

相手の型が最初から決まっていない形。だから縁の相手の幅が広い。ただし「どういう人と暮らしたいか」を自分で言葉にしていないと、巡ってきた年の勢いだけで決めてしまう。
→ 手当て:条件を三つだけ紙に書く。星が無い人ほど、巡ってきた年の反応が大きく出ます。時期を先に知る値打ちが、いちばん高い形です。

5. 配偶者の星が多すぎる

縁が途切れない形。結婚後も人が寄ってきます。本人にその気が無くても、関係が揺れる材料が外から供給され続ける。
→ 手当て:線を引く場所を先に決めておく。この形の人は、迷ってから決めると必ず遅れます。

五つとも、不利ではなく「進み方が違う」だけです。

自分の形を知らないまま、一般論の夫婦円満術を当てはめるから噛み合わない。「我慢が足りない」のではなく、その形には別の解き方があるというだけのことです。形がわかると、やるべきことは驚くほど絞られます。

2026年・2027年・2028年に日支が動く人

ここは自分で確かめられる部分なので、表にしておきます。年の干支は2026年が丙午、2027年が丁未、2028年が戊申。あなたの日支が、この三年の支とどう噛み合うかを並べたものです。

日支2026年(午)2027年(未)2028年(申)
子冲—三合(水)
丑—冲—
寅三合(火)—冲
卯—三合(木)—
辰——三合(水)
巳——六合
午—六合—
未六合——
申———
酉———
戌三合(火)——
亥—三合(木)—

読み方を書いておきます。

この表の限界も、正直に書いておきます。

ここで見ているのは年の下の一文字と、あなたの日支の関係だけです。実際の鑑定では、年の上の文字があなたの日干にとって何の星になるか、大運が何を運んでいるか、命式にもともと配偶者の星が何個あるかを全部重ねます。同じ「冲の年」でも、大運が味方している人とそうでない人では、起き方がまるで違う。表で当たりがついたら、そこから先は自分の命式で確かめてください。

大運の切り替わりと、10年で終わる結婚

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。

大運は10年ごとに切り替わります。その切り替わる年齢は人によって違い、生まれた日から、その前後の「節入り」までの日数を3で割って算出します。節入りとは、立春・啓蟄・清明といった暦の切れ目のことです。

ここに落とし穴があります。多くの人が「立春は2月4日」と覚えていますが、立春は2月4日に固定されていません。

立春とは、太陽が天球上の決まった一点(視黄経315度)を通過する瞬間のことです。地球が太陽を一周するのに365日ちょうどではなく、約365.2422日かかる。この端数のせいで、通過の瞬間は毎年およそ5時間49分ずつ後ろへずれ、うるう年で一日ぶん戻るという動きを繰り返します。

年立春の瞬間(日本時間)
2020年2月4日 夕方
2021年2月3日 深夜
2022年2月4日 早朝
2023年2月4日 昼前
2024年2月4日 夕方
2025年2月3日 深夜
2026年2月4日 早朝

2021年と2025年は、立春が2月3日でした。この年の2月3日生まれの人は、暦の上ではもう新しい年に入っています。年柱が一つ進む。年柱が違えば通変星も大運の並びも全部変わり、同じ生年月日でまるで別人の鑑定になります。

市販の早見表や多くの無料サイトは、この節入りを日付単位で丸めています。丸めると、節入りの前後に生まれた人は日数の計算が1日〜2日ずれる。それを3で割ると、大運の開始年齢が1年ずれる。10年周期が1年ずれるということは、その後の人生の運の区切りが、全部1年ずつずれ続けるということです。

「あと1年待てば変わります」と言われた根拠が、1年ずれていたとしたら。

その1年は返ってきません。続けるか決めるかの判断も、相手にいつ話すかの判断も、全部その1年の上に乗っています。土台がずれていたら、その上に何を積んでも意味がない。

だから当サイトの鑑定書では、節入りをあなたの生まれた時刻から計算し直し、大運の開始を毎回出し直しています。ここを省くと、動くべき年が1年ずれたまま伝わります。

10年で終わる結婚は、失敗ではない

大運が切り替わると、その人が求めるものが変わります。10年前に「安心できる人」を求めて結ばれた人が、次の10年で「一緒に外へ出る人」を求めるようになる。相手は何も変わっていないのに、噛み合わなくなる。

このとき起きていることは、相手が悪くなったのではなく、自分が次の区画に入ったということです。ここを取り違えると、相手を責める10年が始まります。

そして、ここからが大事です。大運の切り替わりを二人で越えた夫婦は、珍しくありません。共通しているのは一点だけ。「自分が変わった」と言葉にして相手に伝えたことです。言わないまま距離だけが開いた側が、冲の年に壊れます。

離婚と相性──「合わない」の正体

相性を見てほしいと言われたとき、こちらが最初に確かめるのは「合う/合わない」ではありません。どこが噛み合っていて、どこに手当てが要るか。この二つに分けるだけで、話がまるで変わります。

二人の関係実際に起きること手当て
日支どうしが冲同じ部屋で長時間過ごすと消耗する。近づくほど摩擦が出る物理的な距離を設計に入れる。別々の時間と部屋を持つほど長続きする
日支どうしが六合離れがたい。喧嘩しても戻るくっつきすぎて外が見えなくなる。二人以外の世界を意識して持つ
日支どうしが三合一緒に何かを作るときに力が出る共同の目的が終わると急に会話が消える。次の目的を先に置く
互いの用神を持ち合う相手といると調子が上がる。理屈でなく体が楽になるこの関係は、揺れても戻ります。冲の年を過剰に恐れなくてよい
互いの用神を削り合う一緒にいると疲れる。悪気は無いのに噛み合わない同居時間より、役割を分けることで安定する。責任の線を引く

「合わない」と言われた関係のほとんどは、五番目です。そして五番目は、人格の問題ではありません。距離と役割の設計を変えるだけで、驚くほど楽になります。合わないから別れるのではなく、合わせ方を一度も試さずに別れた例を、数え切れないほど見てきました。

動く年が来ても、離婚しなかった人たち

日支が冲を受け、配偶者の星も削られ、大運も切り替わった。命式の上では完全に「動く年」。それでも関係が続いた人たちがいます。耐えたのではありません。使い方が違っただけです。

1. 動く年に、家の中ではなく生活を変えた

冲は「今までのままではいられなくなる」という動きです。この力は、必ずどこかで使われます。引っ越し、働き方、間取り、寝る部屋──生活のほうを変えた人は、関係のほうが無事でした。変える対象を自分で選ばなかった人だけ、関係が選ばれます。

2. 言わずにいたことを、その年に言った

傷官の年に黙り続けた人ほど、翌年以降に決定的な形で噴き出します。言葉が出たがっている年に言葉にした人は、その年がいちばん苦しく、その後がいちばん楽になっています。

3. 相手ではなく、自分が次の区画に入ったと理解した

大運の切り替わりを「相手のせい」で説明した人は、説明が終わった時点で関係も終わります。「自分が変わった。だからこれからはこうしたい」と言えた人は、関係を作り直せています。

4. 決めるための期限を、自分で置いた

いちばん人を消耗させるのは、離婚そのものではありません。決められないまま何年も宙づりでいることです。動く年が来る前に「この年までに答えを出す」と自分で決めた人は、続けた側も、別れた側も、後から見て納得しています。

四柱推命を離婚に使う本当の値打ちは、ここにあります。

「別れるべきか」を教えてもらうためではありません。いつまでに決めるかを、自分で置けるようになるためです。期限の無い悩みは人を削り続けますが、期限のある悩みは、ただの予定に変わります。

自分で離婚の時期を調べる手順

  1. 命式を出す。無料鑑定に生年月日を入れると、四本の柱・日干・日支・通変星・大運が出ます
  2. 日支を確認する。これが配偶者の座。ここが揺れる年が、関係が動く年です
  3. 日支と冲になる支を調べる。子↔午、丑↔未、寅↔申、卯↔酉、辰↔戌、巳↔亥
  4. 配偶者の星を確認する。女性は正官・偏官、男性は正財・偏財。命式に何個あるかを数える
  5. 大運の切り替わり年齢を確認する。前後2年がいちばん動きます
  6. 2〜5が重なる年を探す。二つ以上重なった年が本命
  7. その年の中で、月運まで見る。ここまで絞ると、動くべき月が2〜3ヶ月に決まります

1から5までは無料鑑定でその場で出ます。6と7──何年の何月に、何を決めるか──は、命式全体を突き合わせて一つずつ読む作業になるため、鑑定書のほうで書き下ろしています。

鑑定書で受け取れるもの

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「いつまでに決めるか」を、36ヶ月ぶん書き下ろします

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よくある質問

四柱推命の離婚時期は、どこを見ればわかりますか?

見るのは三つです。日支(配偶者の座)が冲を受ける年、配偶者の星が削られる年、大運が切り替わる前後2年。この三つのうち二つ以上が重なった年が、離婚時期として最も濃く出ます。呼び方は「離婚時期」でも「離婚の時期」でも同じものを指します。ただし出ているのは「関係が動く年」であって、別れる年ではありません。同じ年に組み直す人もいます。

離婚の星とは何ですか?

離婚という名前の星はありません。実際に見ているのは比肩・劫財・傷官・偏官の四つで、これらが配偶者の星に働きかけます。ただしこの四つは自立・行動力・表現力・決断力でもあり、それ自体は良い星です。家の外で使い切れていないときだけ、関係を削る方向に向きます。

離婚しやすい命式は本当にありますか?

離婚する命式はありません。あるのは「そのまま何もしないと噛み合いにくい形」です。比肩・劫財が多い、傷官が強い、日支が冲や刑を受けている、配偶者の星が無い、配偶者の星が多すぎる。この五つが代表的ですが、五つとも手当ての方法が決まっています。不利ではなく、進み方が違うだけです。

離婚の相性は、どう見るのですか?

「合う・合わない」では見ません。日支どうしが冲か六合か三合か、そして互いの用神を持ち合っているか削り合っているか、の二つで見ます。「合わない」と言われる関係のほとんどは、用神を削り合う形です。これは人格の問題ではなく、距離と役割の設計を変えるだけで大きく変わります。

生まれた時間がわからなくても離婚の時期は出せますか?

出せます。離婚の時期を読む中心は日柱と大運・年運なので、時柱がなくても支障はありません。時柱は晩年や子どもとの縁に関わる部分なので、そこを詳しく見たい場合だけ必要になります。

冲の年が来たら、必ず離婚するのですか?

しません。冲は「今までのままではいられなくなる」という動きで、必ずどこかで使われます。引っ越し、働き方、間取り、寝る部屋──生活のほうを自分で変えた人は、関係のほうが無事でした。変える対象を自分で選ばなかったときだけ、関係が選ばれます。

離婚の時期が「来年」と出たら、何をすればいいですか?

別れる準備ではなく、まず「いつまでに答えを出すか」を自分で決めてください。人を消耗させるのは離婚そのものではなく、決められないまま宙づりでいる時間です。そのうえで、言わずにいたことを言葉にする。動く年に黙ったままでいた人が、いちばん後悔しています。

無料鑑定と鑑定書は何が違いますか?

無料鑑定では、命式・日干・日支・通変星・五行・大運という「あなたがどういう人か」が出ます。鑑定書では、そこから先の「いつ、何を決めるか」を扱います。2026〜2028年の36ヶ月を一月ずつ、動く月と待つ月に分けて書き下ろします。

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