命式鑑定士 TAO|九百年、手で写し継がれた子平の系譜と、それを受け継ぐ者
TAO は、わたしの名前ではありません。道、という字です。この道は九百年前に始まり、一度も途切れませんでした。わたしはその列の、いちばん端に立っています。
最終更新: 2026年9月27日 | 監修: 命式鑑定士 TAO
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生まれた年月日と性別を入れるだけで、わたしが紙の上でやっていた手順がそのまま動きます。早見表は使っていません。
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TAO とは、名前ではありません
道、という字です。
四柱推命は、当てるための術ではありません。人が自分の力をどこに置き、いつ動くかを選ぶための道です。その道の名を借りて名乗っています。ですからこれは個人の名ではなく、受け継いだ側が名乗る名です。
そして、この道は九百年前に始まりました。
九百年の系譜 — 誰が立て、誰が書き継いだのか
はじめに立てたのは、南宋の徐子平(徐居易)です。西暦でいえば1100年代。生まれた年・月・日・時の四本を柱として立て、そこから人を読む法を定めました。この法が「子平」と呼ばれるのは、この人の名によります。四柱推命の祖です。
そのあとを、書いた者たちの名前で辿ることができます。
| 時代 | 遺した者 | 書 | 何が定まったか |
|---|---|---|---|
| 南宋(1100年代) | 徐子平(徐居易) | — | 四本の柱で人を読む法そのもの |
| 南宋 | 徐大升 | 淵海子平 | 通変星・十二運を含む体系の骨格 |
| 明 | 劉伯温(劉基) | 滴天髄 | 五行の強弱と均衡の読み。今も最高峰とされる書 |
| 明 | 萬民英(萬育吾) | 三命通会 | それまでの論をすべて集めた大全 |
| 明〜清 | 余春台 | 窮通宝鑑 | 生まれた月の寒暖から用神を定める法 |
九百年のあいだに、王朝は五つ替わりました。言葉も、暦も、数え方も替わりました。替わらなかったのは、この四本の柱の立て方だけです。
写すという継ぎ方 — 血ではなく、手で渡ってきた
この法がどうやって今日まで届いたか。ここがいちばん大事なところです。
印刷ではありません。手で、一文字ずつ写して渡されてきました。
親から子へ。師から弟子へ。墨を磨り、紙を継ぎ、何百枚を筆で写す。一冊を写し終えるのに何ヶ月もかかります。写し間違えれば人の一生を読み違えるので、写した者はもう一度頭から照らし合わせました。それを九百年、誰かが途切れずにやり続けた。
名の残った者は、いま挙げた数人だけです。あとは全員、名前も残っていません。名前が残らないと分かっていて、それでも写した人たちが、九百年ぶんいるということです。
九百年、途切れなかった。
途切れなかったということは、効かない時代が一度も無かったということです。
効かないものは、写す人がいなくなって消えます。
紙は焼かれ、時代によっては持っているだけで咎められました。それでも消えなかったのは、隠してでも持っておく値打ちがあったからです。歴史の長さそのものが、当たることの証明になっています。
その列の末端に立つ者として
わたしは、その列のいちばん端にいます。
三十年以上、この法を学びました。延べ一万八千人の命式を見てきました。
数えたくて数えたわけではありません。相談に来た人の生年月日を一枚ずつ紙に写し、暦を引き、柱を立て、五行の偏りを数える。九百年前と同じ手順を、同じ順番で。それを三十年続けると、手元に一万八千人分の人生が残っていた、というだけのことです。
けれど、その一万八千枚が、わたしの持っているすべてです。本を何冊読んだかではなく、何人の人生をその後まで見届けたか。四柱推命でものを言えるのは、そこだけだと思っています。
はじめに驚いたのは、当たったことではありません。
九百年前に書かれた人間の見方が、令和の相談者にそのまま刺さったことでした。
一万八千人を見て分かった、たった一つのこと
人は変わっていません。
仕事の道具は変わりました。住む家も、連絡の取り方も、お金の預け方も変わりました。千年前の人に今の暮らしを見せたら、まず言葉が通じないでしょう。
それでも、相談の中身は変わりません。
- 見栄で判断を誤る
- 頼られると断れない
- いちばん近い人にだけ強く当たってしまう
- 動くべき年に動けず、動かなくていい年に動いてしまう
一万八千人を見て分かったのは、人間のつまずき方が千年前から一つも増えていないということでした。増えていないどころか、種類はずっと同じです。同じ場所で、同じ転び方をしている。
だから四柱推命は残りました。
流行りの性格の分け方が数年で消えていくのは、その時代の空気に合わせて作られているからです。空気は変わります。四柱推命が見ているのは空気ではなく、変わらないほうの人間です。千年のあいだ捨てられずに写され続けたという事実そのものが、効き続けたことの証明になっています。効かないものは、写す人がいなくなって消えます。
当たるから残ったのではなく、残ったということは当たっていたということです。順序はどちらからでも成り立ちます。
この学問には欠点があります。重いのです
ここは隠さずに書きます。四柱推命には、はっきりした弱点があります。
ひとり分を出すのに、時間がかかりすぎるのです。
紙の上でやると、こうなります。
- 生まれた年月日と時刻を、旧暦と二十四節気の暦に置き直す
- 節入りを確かめる。立春が2月3日の年と2月4日の年があり、ここを間違えると年柱と月柱が丸ごとずれる
- 年柱・月柱・日柱・時柱の四本を立てる
- 十干十二支の組み合わせから通変星と十二運を割り当てる
- 五行の偏りを数え、強いところと足りないところを出す
- 生まれた月の節入り日からの日数を数え、大運が始まる年齢(立運)を出す
- そこから十年ごとの大運を、順行か逆行かを見分けて八期ぶん並べる
ここまでで、ようやく「読む前の材料」がそろいます。ひとり分で何時間もかかります。
だから本物の鑑定は、高く、遠く、予約が要るものでした。それが悪いのではありません。手間に対して正しい値段だったのです。
ただ、そのせいでいちばん必要な人に届かないということが、三十年のあいだずっと続きました。今日どうするかを決めたい人が、三週間先の予約を待つ。そういう場面を何度も見ました。
三十年分の手順を、一つ残らず機械に覚えさせました
そこで、上に書いた七つの手順を、そのまま機械に移しました。
九百年のあいだ、この法は紙から紙へ手で写されて渡ってきました。わたしがやったのは、その次の一手です。紙から機械へ、同じように一手順ずつ写した。写し間違えれば人の一生を読み違えるのは、筆のときと変わりません。ですから、立春が2月3日になる年の柱までひとつずつ照らし合わせてあります。
早見表ではありません。よくある「生まれ年だけで十二種類に分ける」ようなものとは、まったく別のものです。わたしが紙の上でやっていた計算を、一手順ずつ、同じ順番で機械に覚えさせました。
節入りも固定していません。立春が2月3日になる年は2月3日で切り替わります。その日に生まれた人の年柱と月柱が丸ごとずれるので、ここを手抜きすると、その人にとっては全部が別人の鑑定になります。
だから、このページの下にあるフォームに生年月日を入れて出てくるものは、簡易版ではありません。わたしの手順そのものです。違うのは、それを文章として書き下ろすかどうかだけです。
一万八千人分の判断を持った鑑定士が、あなたひとりのために動く。
無料でここまで出せる理由は、それだけです。
鑑定で守っている三つの約束
一、脅かして動かさない
「このままでは大変なことになります」と言えば、人は動きます。動きますが、それは恐怖で動かしただけで、その人の人生は一ミリも前に進んでいません。悪い年を悪いと書くことはあります。ただし必ず、その年に何をしておけばいいかを同じ場所に書きます。逃げ道のない言葉を置き去りにしません。
二、当たったことより、決められたことを大事にする
鑑定を読んだあとに、何かを決められる。それがわたしの合格ラインです。読んで「へえ、当たってる」で終わったなら、それは当てただけで、役には立っていません。読んだ人が翌朝に一つ動ける。そうでないものを、わたしは鑑定と呼びません。
三、命式は運命の宣告書ではない
命式に書いてあるのは、あなたが生まれ持った力の置きどころと、力が乗りやすい時期です。決まっているのは時期の形であって、中身ではありません。伸びる十年に何をするかは、あなたが選びます。待つ十年に何を積むかも、あなたが選びます。四柱推命は、その選択を早く正確にするための地図です。
なぜ無料でここまで出すのか
理由は二つあります。
一つめ。計算はもう、わたしの時間を使いません。機械に移した時点で、一人分でも一万八千人分でも、かかる手間は同じになりました。わたしの時間を使わないものに値段を付ける理由がありません。
二つめ。自分の命式を見たことがない人が多すぎるからです。四柱推命の話は、命式を見たあとでないと一行も入ってきません。逆に、自分の四本の柱を一度でも見た人は、そのあとの話を全部自分のこととして読めます。
だから、材料は全部お渡しします。柱も、通変星も、十二運も、五行の偏りも、大運の十年区切りも、無料で出します。
有料でお渡ししているのは材料ではなく、読み下した文章と、時期の細かさです。
書き下ろしの鑑定書でお渡しするもの
あなたの命式ひとつだけを見て、わたしが書き下ろします。運の切り替わりは早見表を使わず、あなたの生まれた時刻から計算し直します。だから「転機の年」が一年ずれません。
| 鑑定書 | 見る時間の細かさ | 値段 |
|---|---|---|
| 年盤鑑定書 | 年ごと。どの年に動くかが分かります | 1,480円 |
| 月盤鑑定書 | 月ごと。動く月と待つ月を月別にお渡しします | 4,800円 |
| 日盤鑑定書 | 日ごと。契約・告白・引っ越しの日取りまで見ます | 9,800円 |
三つの違いは、時間の細かさと分量だけです。命式を読む密度は、どれを選んでも同じです。ご入金後24時間以内に、PDFをメールでお届けします。
先に、無料のほうで自分の四本の柱を見てください。それを見てから決めていただくのが、いちばん間違いがありません。
よくある質問
生まれた時間が分からないのですが、鑑定できますか?
できます。時刻が分かるのは時柱と立運年齢の精度で、年柱・月柱・日柱はそろいます。四本のうち三本は動きません。時刻が不明な方には、そのことを前提にした読み方でお渡しします。分かる方は、母子手帳に書かれていることが多いので、一度確かめてみてください。
三十年のあいだで、いちばん多かった相談は何ですか?
時期の相談です。「この人でいいのか」より「いつ動けばいいのか」。結婚、転職、独立、引っ越し。人は、何をするかはだいたい自分で分かっていて、いつやるかだけが分からないものです。四柱推命がいちばん強いのも、そこです。
悪い結果が出たらどうすればいいですか?
悪い十年、というものはありません。外へ出て伸ばす十年と、内に積む十年があるだけです。積む十年に外へ出ようとすると空回りしますが、その十年に身につけた技術と信頼と健康は減りません。次の十年でそのまま使えます。わたしの鑑定書には、待つ十年に何を積むかを必ず書いています。
TAO という名前の由来は何ですか?
道、という字です。四柱推命は当てるための術ではなく、選び方を渡すためのものだと思っているので、この名前にしました。